GMOペパボがカーネルのライブパッチによって運用コストと2,500時間の手作業を削減
GMOペパボがカーネルのライブパッチによって運用コストと2,500時間の手作業を削減
ウェブホスティング会社のGMOペパボは、ホスティング事業、EC支援事業、ハンドメイド事業などでインターネットサービスを消費者向けに提供しています。多くの会社がGMOペパボのサービスを利用しているためGMOペパボにとって業務を担うワークロードの停止は許容できません。
GMOペパボは約80台の物理サーバーでUbuntu 16.04 LTSを実行し、Canonicalから無料セキュリティ更新の定期的な配布を受けています。これらのパッチがシステムの潜在的な脆弱性を修正していますが、重要なカーネル更新を適用するには一般にサーバーの再起動が必要です。カーネルのセキュリティ修正のためにマシンを再起動するには、ワークロードを移行する必要があり、多くの人手が必要です。GMOペパボは、時間とコストを節約するプロセスが必要だと認識していました。
Livepatchは当社のニーズにぴったりです。このようなソリューションは他にありませんし、費用対効果も優れています。
— GMOペパボ、技術部シニアエンジニアリングリード、常松伸哉氏
結果として、GMOペパボはサーバーの再起動なしに最新のカーネル更新やセキュリティ修正を自動的に適用するため、CanonicalのUbuntu Advantage for Infrastructureの一部であるLivepatchを採用しました。パッチ処理はマイクロ秒単位で完了し、継続中のワークロードは中断しません。
ケーススタディをダウンロードして、詳細をご覧ください。
- Livepatchの採用により、サーバーへのパッチ適用の際、手作業によるワークロードの移行が不要に
- ESMがUbuntu 16.04 LTSのサポート終了後もセキュリティを確保
- GMOペパボは、小規模のデータセンターとサーバーでKubernetesを活用できるMicroK8sも検討