IoT向けUbuntu
ホームコントロールからドローン、ロボットそして産業システムまで、Ubuntu Coreは堅牢なセキュリティ、アプリストア、信頼性の高いアップデートを提供します。Ubuntuによって開発が簡単になります。また、Snapパッケージによって、幅広い分散型デバイスに対してUbuntu Coreの安全性と信頼性が向上します。
大手ブランドはセキュリティ、アプリ、アップデートを理由にUbuntuを選択しています
Ubuntuを、IoTプロジェクトのあらゆる場面で
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設計
複数のハードウェアアーキテクチャでのラピッドプロトタイピングです。Ubuntu上で動くアプリから始め、そのアプリをSnapとしてパッケージ。すべてのLinuxディストリビューションで動作し、依存関係がバンドルされている安全なパッケージングフォーマットです。
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ビルド
Canonicalの自動ビルドメカニズムまたはお客様独自のCIツールチェーンを使用して、アプリを特定のリリースチャンネル上のデバイスにプッシュ。安定版リリースを取得するデバイスと最新バージョンのコードを実行するデバイスの選択が可能です。
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管理
すべてのデバイスが、サブスクライブしているリリースチャンネルから自動でアトミックアップデートを取得。カスタムチャンネルでパッチや修正をテストして、ロールバックまたはリリースをすべてのデバイスにプロモートできます。
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マネタイズ
メインSnapストアをベースにしてプライベートアプリストアを開発。独自のパッケージを準備し、既存のバージョンから特定のバージョンを選んでデバイスに最適なストアをユーザーや開発者のコミュニティに提供できます。
アップデートコントロールで安心を提供
オペレーティングシステムやアプリの定期的なアップデートによって継続的な攻撃からデバイスを保護し、自動でセキュリティの問題に対処します。アップデートコントロールにより、変更がメーカーまたはISVによって認定されていることが保証されます。1つのセキュリティ上の不具合が何百万ものデバイスに影響を及ぼす可能性がある場合、または不適切なアップデートによって製品のリコールが必要な場合、堅牢なプラットフォームが保証されていることで、クリティカルなインフラストラクチャの整合性に対する信頼性が高まります。
ソフトウェア定義のデバイス向けアプリストア
最新のデバイスはソフトウェアによって定義されています。世界で最も広く信頼されている開発者向けLinuxであるUbuntuは、アプリストアやエコシステムを成長させるための人材とツールを提供しています。
ストアの管理
- デバイス全体のソフトウェアアップデートを管理するための、お客様独自のソフトウェアリポジトリ
- ストアの手順と基準を自分で定義
- デバイスに応じて公開アプリストアまたはプライベートリポジトリを開発
- ストア継承機能を使用してリセラーモデルや豊富なアプリのエコシステムを開発
開発者の管理
- ストアにアクセスできる開発者を内部および外部で制限可能
- 内部および外部の開発者に対してアプリ申請のプロトコルを適用
- ソフトウェアの開発と配布に最適なツールを開発者に提供
- ストアをCI/CDやベータテストと統合
ユーザーの管理
- ユーザーへのソフトウェアスタックの表示/非表示を選択
- 選択したテスト済みのソフトウェアのダウンロードのみ許可
- デバイスアクセスにより、認証されたユーザーまたはデバイスのみがストアにアクセス可能
継続的なマネタイゼーション
アプリの追加からサポートの拡張まで、顧客に対して継続的なサービスの提供を可能にすることで、ストアでの収入源を生み出す新たな方法の開拓が可能です
スマートロボットでUbuntuを実行する
自律的かつ安全、そしてアップグレード可能なUbuntuは、高度な産業用アプリケーションやインテリジェンスのための機械学習やAIを搭載したロボットやドローンのアプリに新しい波をもたらします。
次のロボットはUbuntuで動かしませんか?
自分で考えるロボット
ROS(Robotic Operating System)はUbuntu上で開発されています。コンピュータビジョン、AIライブラリ、そして幅広いセンサーのサポートにより、ドローンから自動運転車まで、自律動作マシン向けとして最も人気のある開発環境です。
業界最高レベルのセキュリティ
Ubuntu Coreは、ロボットを動かすソフトウェアの整合性を確保するため、アプリケーション制限、ファイルアクセスの制限、読み取り専用アプリケーションを提供します。その結果、基板上のドライバーからロボットの動作を定義するアプリまで、設計上のセキュリティが確保されます。
新しいビジネスモデル
ドローンやロボット向けにアプリストアを提供することで、アップデート、アドオン機能、サポートサービス、または完全な再構成から収益を得ることができます。
継続的なマネタイゼーション
アプリの追加からサポートの拡張まで、顧客に対して継続的なサービスの提供を可能にすることで、ストアでの収入源を生み出す新たな方法の開拓が可能です
ROSアプリケーションをSnapとしてデプロイできるUbuntu Core16は、ソフトウェアの管理プロセス全体をより簡単で安全にする機会を提供し、ロボティクスのデプロイにおいて開発者や企業を支援してくれます。
Open Source Robotics Foundation(OSRF 、CEO、Brian Gerkey氏
初めてのロボット:
ROSとUbuntu Coreの初心者向けガイド
Ubuntu上のデジタルサイネージとスマートディスプレイ
省スペース、完全なOpenGL、そして幅広いハードウェアでの信頼性の高いアップデートによって、Ubuntu Coreは多くのデジタルサイネージにとって最適なプラットフォームです
Ubuntu Coreは4Kビデオの動作においてハードウェアのコストを削減します。低コストかつオープンソースソリューションのUbuntu Coreは、従来のサーバーをベースに開発され、24時間体制の可用性と画面の乗っ取りやその他の攻撃への耐性のある安全で安定したプラットフォームを提供します。
- デバイス全体のソフトウェアアップデートを管理するための、お客様独自のソフトウェアリポジトリ
- ストアの手順と基準を自分で定義
- アプリケーションの分離により、セキュリティ、堅牢性、シンプルなメンテナンスを実現
- アトミックアップグレード:低帯域幅、新機能の迅速な提供
- イノベーションの迅速化:幅広い周辺機器のサポート、Wi-Fi、3G/4G、NFC、Bluetooth、ソフトウェア定義の無線、ディープラーニング、オーディオやカメラのサポート(RealSense含む)
Ubuntu搭載のゲートウェイ
充実したネットワーキングとプロトコルのサポートを持つUbuntu Coreは、産業用ゲートウェイの最適な選択肢です。Ubuntu Coreによって産業用制御とインテリジェンスに次の波を生み出しましょう。
すぐれたコスト効率
厳格なアプリ制御によって、複数のアプリケーションの同一ハードウェアでの動作が可能です。ライト、AC、電力を制御する3台のデバイスを1台のより柔軟なデバイスに置き換えられます。
安全性と信頼性
トランザクション下でのアップデートによってフェイルセーフアップグレードが保証され、機器の安全性が確保されます。定期的な信頼性の高いアップデートにより健全なエコシステムと規制に対するコンプライアンスが確保されます。
多様なハードウェア
ARMからIntelまで、お客様の次期デバイスに適した基板があります。プロトタイプを短時間で作成し、すぐに標準リファレンスモジュールと標準Linuxプラットフォームで開発が可能です
マルチプロトコルのサポート
ドローンやロボット向けにアプリストアを提供することで、アップデート、アドオン機能、サポートサービス、または完全な再構成から収益を得ることができます。
エッジインテリジェンス
ビデオ監視からニューラルネットワークまで、Ubuntu Coreによってネットワークエッジで複雑なオペレーションが可能になります。ゲートウェイでアプリを使用してレイテンシを低減し、ネットワークコストとクラウドストレージを節約します
簡単な統合
エッジゲートウェイ向けアプリケーションを簡単にすばやく作成して配布できます。Ubuntu Coreのデバイスにはアプリストアとアップデートメカニズムが含まれています
Ubuntu CoreとKura:IoTゲートウェイ向けのフレームワーク

セキュリティ向けのSnap、IoT向けのSnap
Ubuntu CoreはオールSnapバージョンのUbuntuです。Snapは、アプリとそのすべての依存関係向けの安全で簡単にアップグレードできるユニバーサルLinuxパッケージです。Snapの特徴は以下のとおりです。
- 厳格なセキュリティに制限
- 信頼性の高いアップデートに対してトランザクショナル
- ディスク領域節約のために圧縮
- 簡単な作成および配布
- 業界の大手企業が幅広く採用